2006年11月23日

出走頭数の数=まぎれの数となる理由

出走頭数が多いと、

「まぎれが多そうだ。荒れそうだ。」

と考えますが、何故出走頭数が多いとまぎれが多いのでしょうか。
なんとなくそんな感じがしますが、
実際に理由を考えたことのある人は少ないと思います。

まぎれとは、簡単に言えば、展開のアヤのことです。
レース結果が、レース展開によって目に見えて左右された場合にまぎれという言葉をよく使います。
展開のアヤは、出走馬の戦法の違いによって発生し、
戦法の数によって発生頻度は左右されます。

競馬のレースでは、出走頭数の数だけ各々の戦法が存在します。
戦法とは、レースで勝つために行われる、
他馬との駆け引きを具現化した方法と言えます。
戦法とはあくまで、自分個人の走り方なのではなく、
他馬との兼ね合いを意識したレースでの勝ち方なのです。

もし、競馬が2頭で行われるのならば、
戦法は2種類しかなく、その2頭の間でのみ駆け引きが発生するので、
展開のアヤも1種類と言えます。

もし、競馬が3頭で行われるのならば、
戦法は3種類に増え、出走馬間の駆け引きも3通り発生するので、
展開のアヤも3種類用意されていると言えるでしょう。

そして、日本で行われるレースの最大フルゲートは18頭です。
18頭で競馬が行われるのならば、
戦法は18種類となり、出走馬間の駆け引きも153通りとなるので、
展開のアヤも153通り用意されていると考えられます。

レースにおいて、展開によって起こるまぎれとは、
全て出走馬間の駆け引きの中から生まれています。
出走馬がレース中に有利、あるいは不利を受けたとしたならば、
それも全て用意されている展開のアヤの中に前もって組み込まれていたものと考えられます。
この考えからすると、展開のアヤの数、つまりまぎれの数は、
出走頭数の数に比例すると言えるでしょう。


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