2007年04月24日

天皇賞・春:超高速馬場の恩恵を受けるのは?

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先週の京都を見ればわかるとおり、とんでもない高速馬場となっている。
そして、その恩恵を受けているのは、ほぼ逃げ・先行馬であり、
差し組は揃って苦戦を強いられている現状だ。

オーストラリアT

12.7-11.6-11.8-12.2-12.7-12.1-11.1-10.8-11.2

逃げた馬が上がり33.1を使ってるんじゃ、どうやっても差し組は届きません。

橘S

12.3-10.7-11.1-11.2-11-11.4

この時期の重賞級とはいえない3歳馬が、1.07.7で逃げ切れるとは・・・。

もともと高速馬場の印象が強い京都競馬場だが、
開幕週ということもあり、それに輪をかけて前残り傾向が強かった。
天皇賞春が行われる今週も、天候次第ではこの傾向を色濃く受け継いでいるだろう。

さて、絶対的本命馬が不在で、大混戦が想定されている今年の天皇賞春。
メンバーを見渡してみると、ある印象を強く受ける。

キレる馬が少ない

言い換えるならば、持続型のスタミナ勝負をしたい馬が多いということだ。
それは、日本の競馬を瞬発力偏重化へと変化させたSS系がほとんどいないということと同意。

本来ならば、天皇賞春を含め、京都の外回りのレースは、
どうしても終いの決め手勝負になることが多い。
3~4コーナーの下り坂で加速して、平坦な直線は瞬発力タイプにうってつけだからだ。

そして、その瞬発力に最も秀でる能力を持ち合わせていたのがSS系。
過去の天皇賞・春を振り返ってみても、半数近くはSS産駒が制覇している。

そんなSS産駒がほとんどいない奇特な年があった。
2003年の天皇賞・春。ヒシミラクルが勝ったレースだ。

13.0-12.2-11.9-11.9-12.4-12.4-12.2-12.9-12.7-12.2-12.9-12.3-11.9-11.7-12.1-12.3

なんと、スタート直後以外、道中一度も13秒台は刻んでいない。
持続型のタフなスタミナ勝負になったと言える。
こういった流れに今年もなる可能性が高いと言えるのではないだろうか。

そして、京都の現在の高速馬場を考えると、
前々で競馬を運んで、それほど緩まない流れを強引に押し切れる馬に分がありそうだ。
後ろから一瞬のキレを生かすタイプは厳しい競馬になるかもしれない。

最近差しの脚質転換したトウカイトリックあたりは、お客さんになる可能性が高い。
ただ、ここまで混戦だと、展開を決め打たない限り的中は難しそうだ。
慎重に検討を重ねるべきだろう。

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