2006年11月10日

エリザベス女王杯考察

無敗の2冠馬カワカミプリンセスが、
古馬相手のGⅠを制して、変則3冠なるかが注目されている今年のエリザベス女王杯。
本来有力な4歳馬が続々と脱落したがために、
出走16頭のうち、3歳馬が8頭を占めるという異常事態となりました。

まずは逃げ馬のピックアップから。

秋華賞では、前を速いペースで引っ張る馬が他にいたので、
離れた4番手で事実上単騎逃げのような形になったアサヒライジング。
前走の秋華賞であっさり控えたことからもわかるように、
ペースがある程度速くなるようならば、控えて競馬ができる逃げ馬タイプです。

続いてシェルズレイ。こちらは前走の秋華賞でアサヒライジングより前に行きましたが、
それでもさらに暴走する2頭の後ろの3番手からの競馬。
それまでの競馬っぷりから見ても、逃げることができる先行馬というところでしょう。
切れる脚がない以上やはり前で積極的な競馬をして、
上がりがかかるレースとしたいところですが、
鞍上のルメールは、ハイペースで飛ばす逃げを打つタイプではありません。

惑星となる存在はフサイチパンドラ。元々かかり癖のあるこの馬は、
ハイペースになればちょうど折り合いもつきますが、
ここで上記2頭がペースを落ち着かせてしまうと、
外枠発走で、前に馬を置かずに走ることになりそうなフサイチパンドラは
かかってしまう可能性があります。
かかっていってしまうと、この馬がハナに立つということもあるかもしれません。

この3頭が前へ行くとすると、誰がハナを切ってもペースは速くならないでしょう。
フサイチパンドラがかかって前へいって、シェルズレイがその煽りを受けると、
2頭は速いペースでレースを引っ張ってしまうかもしれませんが、
その後ろのアサヒライジングは離れた3番手で折り合うはずなので、
馬群のペース自体は落ち着くはずです。

ペースはスロー~ミドルという前提で考えます。

注目されているカワカミプリンセスは、
確かに3歳勢ではナンバーワンの成績。
無敗でのオークス、秋華賞の2冠制覇は並大抵のことではできないでしょう。

しかし、この馬が勝ったレースは、
全てラストの1Fが12秒以上かかる底力が要求されるレースです。
今回スローからミドルが想定され、
京都の外回りの下り坂の影響で上がり3Fが速くなることを考えると、
おそらく最後の1Fも11秒台で上がってくると思われ、
この馬向きのペースにはならないと考えられます。

そして、この馬の内側に先行馬が多いことから、
おそらくカワカミプリンセスは前へはいけないでしょう。
中団以降から競馬をする以上、外外を回らざるを得ないはずです。
超えなければならない壁はかなり高そうな気配です。

スローペースの瞬発力勝負となるのならば、
当然最有力となるのは、昨年の覇者スイープトウショウ。
休み明けの京都大賞典は超スローは上がり32.8で差し切り勝ち。
前走の天皇賞は、2走ボケの可能性も考え買いづらい存在でしたが、
それでも歴戦の牡馬相手に5着という成績はなかなか立派。
エリザベス女王杯に出走している中で、
天皇賞に出走して5着以内にはいれる馬がいるかどうかと聞かれたら、
正直自信もってピックアップできる馬はいないと思います。

直前の追い切りは坂路で予定されていたものの、
地下馬道で馬場入りを嫌がって、急遽Dコースでの追いきりになったり、
天皇賞からも中1週というローテーションも心配されていますが、
馬場入りを嫌がるのはいつものことで、
ローテーションも、去年も同じ中1週でこのレースを勝っているだけに心配は無用でしょう。
3歳馬相手に、古馬の実力を見せ付けることができると思います。

同じく有力と考えられるのが、ディアデラノビア。
こちらも瞬発力勝負に強い馬で、前走の府中牝馬Sでは脚を余した形ながらも微差の3着。
鞍上が、JBCクラシック、メルボルンCとGⅠ連勝中の
乗れている岩田康誠に戻るのも好材料でしょう。
京都ではそれほどいい成績を残していませんが、
本来広くて直線の長いコースでこそ持ち味のいきる馬。
この条件は絶好と言えるでしょう。

参考買い目

馬単 8→1・3・11・13・15・16

3連単 8→11→1・3・13・16
     8→1・3・13・16→11

エリザベス女王杯の予想ブログ

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コメント

はじめまして☆

今日はじめて管理人さんのブログを拝見させてもらいましたが、
毎レースの予想だけでなく、
展開判断の重要性など、
おっしゃる事全てとても参考になります♪

今日の夜にでもじっくり隅々まで読んで
勉強させてもらおうと思ってます。

エリ女は
◎スイープ
○ディアデラなんで
予想もかぶって大変心強いです。

ペースは
逃げシェルズ
2番手アサヒで
ミドル~速めのミドルとみました。

前に行きそうな3頭はどの馬もスローでは分が悪いと思うので
ミドルではないでしょうか?

と、初心者ながらに意見してみる(笑)

次の更新も楽しみにしていますので、
これからも頑張ってください☆

かめさんコメントありがとうございます。
暖かいお言葉が励みになります。

前へ行く馬は速くてもアサヒライジングは付き合わないと考えました。
ライラプスが競りかけたのは少々意外でしたが、
シェルズレイとライラプスの2頭は乱ペースを作り出したものの、
アサヒライジングは大きく離れた3番手でしたので、
アサヒライジングの逃げと仮定すると、
馬群はちょうどミドルペースくらいだったと思います。

しかし、おっしゃるとおりスロー寄りではありませんでした。
あのペースだと、カワカミプリンセスの持ち味が生きてしまいました。
まだまだ精進が必要です。

これからもご意見よろしくお願いしますね!

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