展開予想の精度をあげるために-脚質は4つで分類可能か-
競馬の展開予想の精度をあげるためには、
各馬の脚質を出来るだけ正確に捉える必要があります。
その点に関して、現在巷で一般的に活用されている代表的な脚質の種類、
逃げ・先行・差し・追い込み
の4つだけではアバウトすぎるのではないでしょうか。
同じ脚質の馬は同じような競馬をすると考えると、
最低でもそれぞれの脚質をさらに二分するべきだと考えます。
道中の位置取りに関しては、現行の4種類でも分類可能でしょう。
馬群の中での位置取りを今より細かく分類することには意味はありません。
それでは、どこでさらに二分するのかというと、
それぞれの脚質の馬の仕掛けどころです。
ここで言う仕掛けどころとは、
レースの着順を直接左右するレース後半でのスピードアップだけではなく、
レース序盤のポジション争いを制すためのスピードアップも含みます。
競馬でペースに影響を与えるのは、
レース序盤の先頭グループのポジション争いのための仕掛けと、
レース終盤の後方グループの仕掛けのタイミングです。
逃げの脚質は、ポジション争いの仕掛けに関して、
先行以下の脚質は、レース序盤の仕掛けに関して二分していきます。
逃げ
A:とにかく逃げなければ結果がだせない馬。過去に控えた経験が少なく、
控えた時の着順がクラス平均に満たない馬。3角の通過順位がほぼ1位。
B:他に逃げ馬の存在があった場合、逃げることが難しいと判断したら
早めに控えることができる馬。控えた経験があり、その時の着順がクラス平均を満たす。
3角の通過順位が1位以外も多い。
先行
A:基本は先行も、場合によっては逃げもできる。過去に逃げ経験があり、
その時の着順がクラス平均を満たす馬。3角から4角での順位押し上げが目立つ。
B:逃げの経験がなく、常に先行策。仕掛けも早めに前にプレッシャーは与えない。
3角と4角の通過順位に大きな変動がない馬。
差し
A:3角では中団追走で、早めの仕掛けから4角では先行勢に並びかける。
3角と4角の通過順位に変動が大きい馬。
B:3角から4角での通過順位に大きな変動がなく、中団追走のまま直線を迎える馬。
追い込み
A:3角では後方追走で、早めの仕掛けから4角では先行勢に並びかける。
3角と4角の通過順位に変動が大きい馬。いわゆるマクリタイプ。
B:3角から4角での通過順位に大きな変動がなく、後方追走のまま直線を迎える馬。
そして、レースの最終順位が後方のままで終わらないという条件が加わる。
後方
追い込みBの状況から、レースの最終順位も後方のままで終わる馬。
なんらかの理由で、レースのペースについていけなかったという判断となる。
一つ後方という脚質を加えて脚質が9つとなりましたが、
これくらい厳密に分類したほうがよりレース展開予想の精度が上がります。
実際に細かい脚質の設定方法については、別記することとします。

