2006年10月12日

レース展開を読むファクター その1

レース展開を考えるのに、まず一番初めに考えるのが、
出走馬の中に、何頭の逃げ馬がいるかということです。

逃げ馬が多い=ハイペースになりやすい

逃げ馬というのは、逃げなければ持っている能力を発揮できません。
つまり逃げ馬は是が非でも逃げたいのです。
他に譲る気は基本的にありません。
もちろん逃げ馬の中にも、ある程度融通の利く馬もいて、
逃げなくても好位を追走できる馬もいますが、
それでも出来ることならば逃げたいのです。

逃げ馬がレースに多数いた場合、
どれも逃げたがるために、スタート直後の先頭争いは熾烈を極めます。
まるでゴール前の攻防でもしてるかのごとく、
騎手は馬を追いまくり、必死に先頭に立とうと他の馬と競います。
すると必然的にペースはあがります。

逃げ馬が少ない=スローペースになりやすい

逆に逃げ馬が極端に少ないレースの場合、
ライバルがいないのですから、
その逃げ馬はスンナリと先頭に立つことが出来ます。
スタート直後に無理にペースをあげることなく先頭に立てる上、
その後も競りかけてくる馬がいないわけですから、
自分のペースで逃げることができます。
そうなると逃げ馬有利の展開となり、
スローペースに落として競馬ができます。

馬というのは集団で生活する動物なので、
1頭になると不安になるという習性も持ち合わせています。
そのため、1頭離れてしまうと能力を発揮できないという馬もいるのです。
ペースが遅いことがわかりきっていても、
ほとんどの馬が逃げようとしないのはこのためです。

次回は逃げ馬のタイプについて考察します。

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