2006年11月09日

レース展開は馬の能力の投資合戦

ポジション争いに消費する労力は、「投資」という言葉が似合うと思います。
労力を投資してポジションを確保することにより、
投資よりも大きい見返りを得る事ができるからです。
有利なポジションを確保できた馬は、
それによりレースの主導権を獲得でき、有利にレースを進めることが出来ます。

投資した労力に見合うか、それ以上の見返りがあったならば、
ポジション争いに勝ったと言えるでしょう。
逆に、投資した労力に見合うだけの見返りを得ることができなかったならば、
結局はレースを有利に運べなかったということになるので、
ポジション争いには負けたと言えるかもしれません。
となると、当然、できるだけ無駄な力を使わずに有利なポジションを取りたいのですが、
いかに労力を消費するかは、同型馬の数とポジション奪取能力によって変化します。

レースでのポジション争いは、
出走各馬が、自分以外の全馬と行うのではありません。
馬群の前方で競馬を進めたい馬と、
馬群の後方から競馬を進めたい馬とでは、
有利なポジションの定義が変わってくるからです。
それぞれ、有利なポジションの定義が似通っている馬同士でポジション争いは行われます。
有利なポジションの定義によって、出走馬はグループ分けできると考えられるでしょう。

各グループに出走馬が振り分けられたあと、
そのグループ内でポジション争いが行われます。
もちろんポジション争いに敗れた馬は、
労力を消費した上に有利なポジションも確保できなかったという二重苦となるので、
そのレースにおいて活躍するのは難しいといえます。

限られた有利なポジションを奪い合うわけですから、
ライバルは出来る限り少ないほうが有利なポジションは確保しやすいです。
また、ライバルの能力が低ければ低いほど、
ポジション争いを優勢に進めることができるので、
やはり有利なポジションは確保しやすいです。
これは競馬に限らず、全ての世界に通ずることと言えるでしょう。
ここで言うポジションの確保がしやすいというのは、
有利なポジションを確保できる可能性が高いということとともに、
それほど無駄な労力を消費せずにポジションが確保できるということです。
もし有利なポジションを確保できたとしても、
そのために馬の能力の大半を使ってしまえば、
結局最後に爆発させる余力が残っていないわけで、
レースには勝てません。
いかに少ない労力でポジションが確保できるかが大事なのです。

ライバル(同型馬)の数が少なければ消費は少ない
ライバル(同型馬)の数が多ければ消費は大きい

ライバル(同型馬)の能力が低ければ消費は少ない
ライバル(同型馬)の能力が高ければ消費は大きい

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