2007年04月30日

天皇賞・春回顧

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13.2-11.9-11.8-11.6-11.8-11.6-11.8-13.0-12.9-12.4-13.0-12.5-11.8-11.2-11.3-12.3

ラップにしてみると一目瞭然。
2~7Fまで延々と11秒台のラップを刻むって、


これは中山のマイル戦か何かですか?


前日のメインの1600万下のマイル戦で、
1.32.3というまるでマイルCSかと勘違いするような好時計が出ていることから、
明らかに時計が出る馬場ではあったものの、
それを含めても、この前半の入りは先行馬には極めて苦しい流れとなったと言える。

持続力+底力に長けた先行馬のデルタブルースやトウショウナイトが、
早仕掛けを試みたものの直線半ばで失速してしまったことからもこれは納得。

いや、失速というと若干語弊があるかもしれない。
デルタブルースもトウショウナイトも、上がり3Fは35秒台でまとめている。
本来ならば、これだけ苦しいペースを先行して、さらに早仕掛けをしているのだから、
上がり35秒台ならば優秀とさえ言えるのではないだろうか。

それだけに、今の京都競馬場の高速馬場の影響が大きかったと言えるだろう。
例年ならば、間違いなく36秒以上かかっているはずで、差し馬の天国になっていた可能性が高い。

そんな今年の天皇賞(春)を制したのはメイショウサムソンだった。

事前エントリでもメイショウサムソンの能力について触れたが、
この馬には距離の不安はなかったのは間違いない。
しかし、中距離での持続ラップがベストな舞台であるのも確か。

この、中距離での持続ラップがベストというのが、ピタリとはまった今年の天皇賞だったと言える。

前半の厳しいラップを中団でうまいこと受け流し、緩んだところで自然と先行勢との距離をつめ、
4コーナーの下り坂で加速し、そのまま惰性で高速馬場を生かしたなだれこみ。

コーナー通過順位
1コーナー 3,11,1,15,10-12,16(4,6)5-2,7(13,8)(9,14)
2コーナー 3(1,11)15,10,12,16,4,6,5-2,7,13,8(9,14)
3コーナー(2周目) 3(1,11,15,10)(12,16,6,5)(13,2)(4,7)(9,8)14
4コーナー(2周目) (15,*10,6)(3,16,5)(1,13,7)(4,12,2)(9,8)(11,14)

この馬単独のラップというものがもしデータとしてあるのならば、
それはほぼ中距離戦を延長させたようなレースをしたと言えるのでは?

今年のような極めて時計の出る高速馬場だったために、終いまで我慢が出来たと言え、
普通の馬場だったならば、差し馬の餌食になっていたかもしれない。
そういう意味では、これしかないという競馬をした鞍上の好騎乗だったと言える。

2着のエリモエクスパイアについても、メイショウサムソンとほぼ同様。
こちらの方が、3~4コーナーの下り坂でのポジションアップがスムーズに行かなかった分、
最後メイショウサムソンを交わすことが出来なかったと言える。
とはいえ、道中まではほぼサムソンと同じレースをしており、こちらも鞍上がうまく乗った。

アイポッパーは、ゲートとスタート後に前に入られたとアンカツがコメントしているが、
この前半のラップを見る限り、道中後方で追走出来たのは結果オーライだったはず。
問題は、緩んだ時にもう少しポジションを押し上げられなかったこと。
前が止まらない馬場だけに、そこで差を詰めておかなければならなかった。
結果、脚を余した形での4着。またもGⅠの初タイトルはお預け。

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