2007年01月15日

京成杯回顧

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テンの3Fが良馬場にもかかわらず37.6という遅い立ち上がり。
逃げるかと思われたピサノデイラニが控え、
最内からショウリュウアクトが行こうかどうか迷っているところを、
外からサンツェッペリンがレースを作りにいきました。

元々誰もいかなかったら逃げるつもりだったという松岡正海騎手。
中山コースへの適正と、底力が問われる流れになったら力を発揮すると
京成杯の考察に書いたとおり、
この馬は切れる脚がないぶん、上がりがかかる競馬のほうが向いています。
誰も前にいかずにスローペースで流れ、切れ味勝負となる競馬は避けたかったので、
積極的に自ら逃げてペースを作った松岡騎手は好判断と言えるでしょう。

かといって、何度も言うとおりスローの流れは避けたいサンツェッペリンなので、
スローに落としたまま逃げるのは得策とは言えず、
道中から12秒前半のラップを刻みます。
これでも多少遅いかなという印象はありましたが、
結局上がりを35.0でまとめての快勝。
自らの使える上がりの限界を鞍上が意識した素晴らしいレースだったと言えるでしょう。

この馬が平均~速い流れでいい競馬をする底力タイプなのは
改めて認識することができました。
しかし、今年の京成杯は明らかに低レベルなメンバー。
このあたりの力関係でこのペースでいければ勝って当然とも言えます。
血統背景からも、ここから上へ行くと壁にぶち当たる印象も否めません。

ともかくは、自在性のある脚質が見出せたことはプラス材料でしょう。
この先も安定感のある競馬はしそうですが、
それが逆にワンパンチ足りない馬となってしまう可能性も否定できません。

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